わたしたちにとって、海の記憶が残り、先人の努力が詰まった玉名の土は財産。かけがえのない土の個性を活かした理想のトマトをつくるため、手間をかけて土の改良に取り組んできました。
これからも、土づくりにこだわる蘇鉄園芸だけの「滋味が凝縮したトマト」をひたむきにつくり、たくさんのお客様を幸せにします。
蘇鉄園芸当代のご挨拶
わたしたちは100年以上続く農家で、トマトを作り始めて約半世紀になります。
トマト畑がある熊本・玉名は、江戸時代まで海だった場所を干拓してできた土地です。祖先が干拓に挑み、ひたむきに向き合い続けた玉名の大地。古くは天下一の米どころとして名を馳せ、現在は国内屈指のトマト産地となりました。
トマトは、生命力の強い作物で、育った土地で大きく性質を変えます。
玉名で育ったトマトは、わたしたちが大切につくってきた土地と、土に宿る歴史を讃えてくれるような、力強く、滋味深い味がします。
天下一を目指して挑戦を続けた先人から受け継いだ玉名の土で育むトマトは、天下一の味でありたい。
そんな想いで、この地でしかつくれないトマトの風味を追求し続けていきます。
ぜひ、蘇鉄園芸のトマトをご賞味いただき、玉名の海と大地、玉名人の果敢な挑戦に思いを馳せていただければ幸いです。
土づくりがすべて
江戸時代から干拓が始まった玉名の土地は、海の底にあった「海の記憶を宿す土」です。塩の残る土地では、トマトが大きく育ちません。しかし、実った小ぶりな果実には、旨味と甘みがギュッと凝縮されています。わたしたちは、玉名の土だからこそ生みだせる、力強い味わいを追い求めます。
熊本・玉名の誇りを胸に
玉名の先人たちは、幾多の困難にもくじけずに自らを変え、掴み取った機会にひたむきに向き合ってきました。蘇鉄園芸の畑も、先人たちの挑戦の積み重ねの上にあります。わたしたちも挑戦の歴史を受け継ぎ、玉名だからこその力強い味わいを持つトマトづくりに打ち込んでいます。
蘇鉄園芸のトマトづくり
有明海の恵みが何億年分も染み込んだ「海の記憶を宿す土」で育まれる蘇鉄園芸のトマト。わたしたちは、土地の持ち味を活かす土づくりが、天下一のトマトを生み出すと信じ、日々汗を流しています。旨味と甘みを凝縮させた、玉名らしいトマトのために、手間を惜しむことはありません。